ダメな起業家の特徴

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私は職業柄多くの起業家と出会いますが、今回はある視点で起業家タイプを2つに分けて、駄目な方に足りないものを分析したいと思います。

起業家の2つのタイプ

視点:経費の使い方

タイプA 徹底的に節約

タイプB 適度に節約

実際にABどちらも存在して、感覚的にはBの方が多いです。どちらがダメなのかというともちろんBです。

例えば出張。Aはアポイントを詰め込んで、昼はコンビニのオニギリだけ食べてあとは移動・移動・移動。Bはパソコン使った通常業務をしながらいくつかのアポを入れる。お昼も普通に食べる。

ホテルも同じく。Aはエアビーで穴場物件を探し、それでも無ければカプセルホテル、または知り合いの家に泊まる。Bはホテルを予約する。安全な方が良いからとファイブスターに泊まる人もいる。

起業後、拡大をするために営業をしている場合、いかに資本金を食い潰さないかが存命の鍵である。スタートアップの場合も基本は同じ。プロダクトを作ったりする部分は予定した範囲内で経費を使うのは問題ないが、ホテルや食事にお金をかけるべきではない。

「個人のお金なら問題ないだろう」という人も居るかもしれないが、起業家にとっては会社の金も個人の金も利用価値は同じ。会社の金が無くなれば個人の金を移さなければならないのだ。

ダメな方の特徴

1️⃣ 誰かにやらされて起業している

例えば投資家にそそのかされて起業したような人は必ずB。特に自分の金を出さずに会社の資本金を得たような人は、会社の金をバカバカ使ってしまう。サラリーマン社長もおなじだ。なぜかというと、使い切ってなくなっても個人保証がついていなければ、辞めれば済むだけである。

2️⃣ やさしい

優しい人は圧倒的にBが多い。なぜかというと、企業の経済活動は大きく、

・お金をもらう

・お金を払う

なのだが、やさしい人にとっては払うほうが簡単である。例えばオフィスの内装。内装はお金をかけたら内装会社が作ってくれて1つの成果物が完成する。お金と内装を交換しただけなのだが、やさしい人はこれで仕事をした気になってしまう。

一方お金をもらう方はやさしくては駄目で、どこかで「払うんか!払わないんか!」という啖呵を切る覚悟がなければならない。

3️⃣ イケてるものを避ける

「朱に交われば朱」とはまさにその通りで、イケてる顧客や仲間と絡んで居たらかならず業績も伸びるのだが、Bのタイプはなんだかもさっとした顧客や仲間が多い。イケてる人を紹介しても仲良くはならない。

その結果、金が無くなり、倒産

Bの方はすぐに金が無くなる。なくなる前に「いいか、このままではなくなるぞ!」と忠告していても何も変えない。そしてある日「支払いができない」という事態に直面するのだ。

面白い事に、当の本人に聞くと凄いプレッシャーで押しつぶされそうだったと言う。ほんまかいなと思うのだが、数カ月前にファイブスターに泊まっておきながら、金がなくなってようやく焦るのだ。

金が無くなったらその起業家では何もできないので、誰かが助けるか、倒産しかない。

では、どうしたらAになれるのか

会社の業績に関係なく、2年は給与なし会食以外の外食はしない、とかお金を使う制限をしてしまう事。どうせなら起業のタイミングでお金を使う事の楽しさは忘れてしまった方がいい。

それに慣れて来たら、会社の業績を見て「売上ー経費」がプラスかマイナスかを見よう。つまり営業利益である。営業利益プラスに意地でも持っていくのが起業家の最低ラインである。

プラスにならないのであれば、売上が足りないのではなく経費の使いすぎだと思ったほうがよい。人件費とその他固定費が原因な事が多いので、見直しをかけていく。

出血を止めたらあとは営業するのみ。会社にいる必要は全くない。経費は徹底的に節約。その頃にはAになれているかもしれない。

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